2006年、女性ボーカル、女性ドラムを含む4人編成で活動を開始。
往年のB級レスラー 「流血大王 キラー・トーアカマタ」 からバンド名を取った。
プロレスファンであるメンバーが 「ネット検索に一発でヒットするように」 と命名したのだが、閲覧数は伸びず、知名度も低調だった。
メンバーチェンジを経て2008年からスリーピースに落ち着くが、方向性は定まらず、結成から暫くの間はバンド名と無縁のスタイルが続く。
転機が訪れたのは、2010年。
プロレスラーの入場テーマを演奏し始める。
一定年齢以上のロックファンにプロレスファンが多い実態に受け、各地で好評を得る。
更にこの年出演した 「江ノ島音楽祭」 でベストプレイヤー賞を受賞し、徐々に認知され始める。
ハードでファンキーなオリジナル曲にプロレスラー入場テーマメドレーを混ぜ、独自のスタイルを築き上げて行く。
2014年、ハードロックカフェで行われた 「プロレス・ナイト」 で 「プロレスリングNOAH」 の丸藤正道選手とコラボレーション。
プロレスラー入場テーマに限定したワンマンライブを敢行した。
2015年もハードロックカフェで 「藤原組」 の藤原喜明選手とコラボレーション。
2年続けて 「プロレス・ナイト」 を成功させる。
また、「寝技限定アマチュア格闘 技大会 湘南魂」 に公式テーマ曲 「IBUKI」 を提供し、大会に花を添える。
その「IBUKI」も収録された初のCD音源 「世故破魔」(ヨコハマ) を2015年にリリース。
2021年に2ndアルバム「港」(ミナト)のネット配信を開始。
余談であるが、もしも3rdアルバムを制作する場合、タイトルは「星々」とすることが仮決定している。
すべて続けると「ヨコハマ」「ベイ」「スターズ」になるからだ。
拠点は主に横浜、大のベイスターズファンであるバンマスにとって馴染みの場所である。
ライブではベイスターズのユニフォームを着用し、ステージからエールを送る。
ギターソロを弾きながらゴムパッチンを慣行するパフォーマンス。
ベイスターズネタ、プロレスネタなど、好き勝手なトークでライブを盛り上げるステージには、それなりの支持が得られていることだろう。
2023年に再度のメンバーチェンジ。タイガースファンがドラマーとして加わり、よりによって虎のユニフォームを着用してステージに上がる事態となってしまう。
仕方なく、バンドのキャッチコピー変更を余儀なくされた。
「ロック、プロレス、ベイスターズの融合」が決めゼリフだったが、「ロック、プロレス、プロ野球の融合を目指すバンド」として、進化を続ける東亜蚊又(トーアカマタ)
どこから来て、どこへ行くのか...
誰も知らない、知られちゃいけない。